様々な塵劫記

コレクション: 塵劫記

塵劫記 寛文三 岡本刊013 - 翻刻

塵劫記 寛文三 岡本刊013 - ページ 93

ページ: 93

翻刻

【開平法之図】 実(しつ) ̄ニ万五千百廿九坪と置先位(くらい)を 見る。一十百。一十百如此にかずへあがり候時百と二度あ たらば百の位(くらい)と定商(さだめしゃう)に百と置扨(さて)下法(ほう)にて 百より又一十百とあがりて百と置此上の法 にて下法の百に商の百をよふ時。三万坪も成実(しつ) で除(のぞく)_レ之実に残りて五千百廿九坪有 【開平法之図】 商の百の次に廿と置扨下法をは 一位さげて百を一倍にして弐百□置此下に 又廿と置さて法にて下法の弐百に商の廿 をよぶ。二の四千。二の四百此四千四百を実 にて引べし  実に残りて七百廿九坪し有

現代語訳

【開平法の図】 実に一万五千百二十九坪と置き、まず位を見る。一、十、百。一、十、百とこのように数え上がっていく時、百と二度当たれば百の位と定め、商に百と置く。さて下法にて百より又一、十、百と上がって百と置く。この上の法にて下法の百に商の百を掛ける時、三万坪も成る。実でこれを除くと、実に残って五千百二十九坪がある。 【開平法の図】 商の百の次に二十と置く。さて下法は一位下げて、百を一倍にして二百と置く。この下に又二十と置く。さて法にて下法の二百に商の二十を掛ける。二×四千。二×四百。この四千四百を実にて引くべし。  実に残って七百二十九坪しかない。