翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション2

煙草記 - 翻刻

煙草記 - ページ 23

ページ: 23

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一休水かゞみ  全 《割書:人のうへのくさ〴〵をしるし見るにおもし|ろく文中(ぶんちう)おのづから無常(むじやう)を示(しめ)し心を|清(きよ)きにいたらしむるの書なり》 【縦線】 目なし草    全 《割書:此書は前の水かゞみの注解(ちうかい)にして一休|和尚(おしやう)の法語(ほふご)および道哥(だうか)をこと〴〵く注(ちう)|したるおもしろき書なり》 【縦線】 一休骸骨    全 《割書:此書や人間の皮中(ひちう)をつまびらかにあらはし|道哥(だうか)をもつて其をしへを示(しめ)すこの書を|みれは六欲(ろくよく)おのづから去(さ)るなり》 【縦線】 真宗安心歓草《割書:粟津義圭師著 一向宗の有がたきを示(しめ)し和哥をもてをしへを》          全 《割書:さとす此書をみれば疑惑(ぎわく)不 信(しん)の境(さかひ)をはなれ》            《割書:て信心(しん〴〵)堅固(けんご)の正(たゞ)しきに至らん》 【縦線】 明応物語 《割書:同著》全二冊 《割書:世に名たゝる一向宗の御文(おふみ)をくはしく|注解(ちうかい)して御法(みのり)の尊(たうと)きをさとすの書なり》 【縦線】 東海夢物語   全 《割書:源氏物(げんじもの)がたりより一回(いつくわい)の小説(せうせつ)をあらはし|人をして無常(むじやう)を感(かん)ぜしむ僅(わづか)の紙上(しじやう)に|其 妙(めう)を尽(つく)せしも亦(また)作者(さくしや)の功(いさほし)なり》 【左丁】 眠の策 《割書:洛西乞士著》全 《割書:此書や悟道(ごだう)微妙(びめう)のおもむきをとき古人|の名哥(めいか)をまじへてその善(ぜん)に導(みちび)く実(じつ)に|世俗(せぞく)の眠(ねふり)をさますの書なり》 【縦線】 雨中問答《割書:西村遠里先生著》 《割書:此書は世(よ)の諺(ことはざ)【ママ】の誤(あやまり)を解(とき)奇説(ぎせつ)妙話(めうわ)を面(おも)》        全五冊《割書:白(しろ)くあらはし身(み)ををさむるの要(えう)をしる》           《割書:したるおもしろき書なり》 【縦線】 狂歌友の文庫《割書:六樹園大人選   六樹園大人 橘菴大人 隺迺家大人 三日坊大人》         全三冊 《割書:六々園大人 柏樹園大人 蝙蝠軒大人 桃李園大人》             《割書:遊花亭大人 聴風軒大人|右十大家の撰を得たる三都の集也常に坐右に置て益あり》 【縦線】 志津ヶ嶽軍記《割書:雄山著》         全四冊 《割書:雄山(ゆうざん)が伝(でん)および此書の実記(じつき)たる事|序(じよ)につまびらかなり》 【縦線】 画図絶玅    全 《割書:越鳥斎の筆にしてもろ〳〵の画図(ぐわづ)をしるし其 筆(ひつ)》 同 二篇《割書:近刻》  全 《割書:意(い)の妙(めう)をあらはして世(よ)に画を学(まな)ぶ人の階梯(かいてい)とす|画家 常(つね)に坐右(さいう)に置て益(えき)ある書なり》 【縦線】 画話耳鳥斎 全二冊 《割書:画(ゑ)をもて噺(はなし)の種(たね)とし其 妙(めう)を尽(つく)す至て|おもしろき書なり》

現代語訳

『一休水鏡』全 人の上の様々なことを記し、見るに面白く、文中自ずから無常を示し心を清らかに至らしむるの書なり。 『目なし草』全 この書は前の水鏡の注解にして、一休和尚の法語および道歌をことごとく注したる面白き書なり。 『一休骸骨』全 この書や人間の皮の内を詳らかに表し、道歌をもってその教えを示す。この書を見れば六欲自ずから去るなり。 『真宗安心歓草』粟津義圭師著 全 一向宗の有り難きを示し、和歌をもって教えを悟す。この書を見れば疑惑不信の境を離れて信心堅固の正しきに至らん。 『明応物語』同著 全二冊 世に名高い一向宗の御文を詳しく注解して御法の尊きを悟すの書なり。 『東海夢物語』全 源氏物語より一回の小説を表し、人をして無常を感ぜしむ。僅かの紙上にその妙を尽くせしも、また作者の功なり。 『眠の策』洛西乞士著 全 この書や悟道微妙の趣を説き、古人の名歌を交えてその善に導く。実に世俗の眠りを覚ますの書なり。 『雨中問答』西村遠里先生著 全五冊 この書は世の諺の誤りを解き、奇説妙話を面白く表し、身を修むるの要を知したる面白き書なり。 『狂歌友の文庫』六樹園大人選 全三冊 六樹園大人、橘菴大人、隺迺家大人、三日坊大人、六々園大人、柏樹園大人、蝙蝠軒大人、桃李園大人、遊花亭大人、聴風軒大人、右十大家の選を得たる三都の集也。常に座右に置いて益あり。 『志津ヶ嶽軍記』雄山著 全四冊 雄山が伝およびこの書の実記たる事、序に詳らかなり。 『画図絶妙』全 越鳥斎の筆にして諸々の画図を記し、その筆意の妙を表して世に絵を学ぶ人の階梯とす。画家常に座右に置いて益ある書なり。 『同二篇』近刻 全 『画話耳鳥斎』全二冊 絵をもって噺の種とし、その妙を尽くす。至って面白き書なり。