翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

神州復古養生訓 - 翻刻

神州復古養生訓 - ページ 10

ページ: 10

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【右丁】   畢竟は苦味を本とす苦味は肺気を養ひ気を通  し息をとゝのふ又よく胃中の食物を消化すしかれ  共長く食すれば筋骨をかはかし皮膚の膏沢を  からすことあり 一栗柿棗#1柰#2の類は甘味にしてよく脾胃を補ひ肉をや  しなふの功あり砂糖は一旦滋潤すれば後かならず  胃中をからしかはかすの害あり胃中をうるほすは  蜜を用るにしくはなし  【左丁】 一酒はよく気血を和し膚肉を滋潤する功あり共  に大酒するものは大に独血をかもし臓腑を腐爛する  ことあり上古は皆独醪#3糟を去今いふ中級酒なるべし  人を饗するが如きは席に酒甕#4を居𣏐を添各盞  に酌て各量をつくす肉を甕のかたはらに積号して  ししさけといふ也尤冷飲血食す後世配膳順盃し  て温酒を宴飲するが如くにはあらず 一養生冷食を第一とするはこれをして内の陽実