翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

神州復古養生訓 - 翻刻

神州復古養生訓 - ページ 12

ページ: 12

翻刻

一妊婦の婦人塩をたち冷食すれば腹帯をもちいることなく  産きわめて安く産後速に肥たち更に血の道の憂な  し生子無病にして胎毒虫気あることなし速な成  長して痘瘡麻疹をせず生涯瘡気なし 一冷食して旅行すれば水にあてらるゝことなし寒  暑を犯せ共更に邪気をうけず身かろくして足健  に遠行してくたひれず深山幽谷に入とも陰邪の  気におかさることなし船駕に酔ことなし 一養生は夜はやくいねして朝はやくおき長日と雖共ひるねせ  ず長夜雖共夜飲夜食せず寒邪入れかたく暑邪  は入やすく寒邪は害少く暑邪は害多し能く心得べ  きことなり 一熱き湯に入ことなかれ复はぬるき湯にて行水すべし  冬は灌水すべし冷食して灌水することはいかほど  の老人小児又は衰弱せし人にて更にいとはずすもし  温食して灌水すれば反て害多し瘡気あるは