翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

唐船漂流記 四 - 翻刻

唐船漂流記 四 - ページ 32

ページ: 32

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「右帳」 ゟ大嶋渡海の用適をなす扨萩原左太夫方ゟ 福岡芦屋へ中心之趣今日午の刻頃六月十八日新来 の唐船一艘大嶋下沖に幽に相見へ候に乗上り地 嶋沖六七里を通船し白嶋を差当た乗来又波津 之浦沖ゟ乗戻候地嶋く??瀬辺ゟ大嶋地嶋の 間に漂泊碇を入繋り居候に付佐太夫?刻南船に のり唐船に押寄候處無?及暮候に付大嶋へ 漂寄り小嶋五左衛門西村弥六申談夜る五つ時頃 右三人唐船に乗寄何分之儀に而此所に漂泊候哉と 相尋申候得は唐人上棚へ出答に南京舟八十九人 「左帳」 乗来り番訴は十三番の印形持渡由相答不此 方より兼(兼)る御渡被置候書箱差出を見けれは 披見致し候預而差返り書箱の趣 客等何国の人耶(そや)要す聞く客員及其郷邑を 柳亦従て何等の故に漂寄する此の地に也今哉也請ふ 詳に答へ示せ 此書箱を見ても何たる返答なけれは印形持居 そ(候と)見せよと重而いいけれは其時?(朱字 舟)の上 よりすたる 物披き見せ此方には右(消す朱字 不)渡夜中の儀殊更此方は小 船なれは何と被候不分其時こなたより又高声