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コレクション: 漂流記コレクション

唐船漂流記 四 - 翻刻

唐船漂流記 四 - ページ 38

ページ: 38

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「右帳」 波高く浮沈惣波をしのき惣船はなはな?地嶋着 て漂行扨松本主殿は唐船懸り所とくと???しらへ へ(一字消す)て見とて今昼まて緊居る勝嶋辺?(一字消す)へ漕廻り(一字消す)見 分して地嶋へは可参と云て前(さき)に漕ぬけ方々漕廻り 見分す惣船は兎や角絶起風波をしのき亥の下刻 頃地嶋江着船定番萩原佐太夫所へ揚り弥次 兵衛直右衛門御筒役何も打寄唐船漂流之 様子聞合す左太夫云う此間追追注進仕候通候唐 船今は迄出帆不致今朝より勝嶋前にかかり居候 故此方御領藍嶋より浦船数艘???????(七文字消す) 出追払之躰に相 「左帳」 見へ申候其後大嶋下之はなに緊居候然處 今昼頃日向商船此沖通船致し候を唐船 より沖南可致うち(一字消す)「朱字 由」にて振懸候之 跡より追懸候 に付不慮(りよ)に地嶋へ漂込申候内(一字消す)「朱字 由」日向之者物語仕 候唐船は最前之所江緊居候間何卒御手に 罷入候へかしと申扨此間小嶋五左衛門と私度々唐 船江乗り寄せ長埼入津之船に候はは先之湊 江漂寄候へ城下江申達役(やく)人罷出長崎へ漕 送り可申由申候處塩悪敷暫時此辺江緊 居迄聊城下へ通達之心遣に不及内云唐船