翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

唐船漂流記 四 - 翻刻

唐船漂流記 四 - ページ 44

ページ: 44

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「右帳」 散々に打廻り働く上たな之下より出る口々を悉くす くいに而免打残れし唐人共愍悲しみ唐人共口 口にてのろら加らとよいいるる舎音たかれは相分ら?(一字消す)ね共天我 を助よといふなるべきか船は散々に打破し人わ多く うたれ残る唐人恐て部や部やに逃隠る戸を差て音 もなし御船手大勢手を分乱?(一字消す)入り口々にかすかいを打 唐人壱人も不出やうにかすかひを打仕廻くまなく さがしみれは石(いし)炮(ひや)弐挺大筒壱挺有其外玉薬箱 二ツ有小?程のもの也皆々海江投入毛等明松に 火をつけ所々に火つけ火くはりよく仕廻かすが 「左帳」 い壱ツ不足せし故一口塞き残したる所より唐人 壱人はい廻るを見れは大筒に中たると見へて 臀をうたれ血流る舟際より海に突込んとす れとも不動故御手加子打倒(たを)し海になけ入唐人 の部やに熊手を入てさくしみれは皆大筒に中り 死したる唐人共或は手負たる唐人也なにも海には ねこみ舟より突落せい立遊して嶋方をして 遊行逃去るを鉄砲に而忽打或は其むかふに小 早舟有れは船漕寄とて鑓に而突殺切殺唐船次第 次第に所々に火つき焼落候故唐人大勢船之?