翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

唐船漂流記 四 - 翻刻

唐船漂流記 四 - ページ 45

ページ: 45

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「右帳」 おもかち揖の方へ取付居る所大筒打掛数多 打殺表の方は弥焼上り加居所もなき故?の 方に逃集れは又大筒む透間もうち懸る故海 に飛入れ中に而も一所に集りなきわめきさけふ 声を聞けはてのうらがうと聞ゆ   きなしに逢とき無詮方之??言葉   とり天我を助けに?云ふことはの由 唐船に段々に乘移りし御舟ては唐船焼上らぬ まへにめいめいの乗船に乗移る(一字消す)る其跡より打ち残さ れし唐人とも船底ゟはい出火を防消す躰を見 「左帳」 るに才半弓を持て上棚へあかるを是を弥らひ打 かくる打殺され海にころめき落ツ又は焼上る火の 中へ飛入も有?之方へ大繩有に取さかりあわて さはく所に上廻り焼け廻無詮方海に飛入立游して方 方へ逃んとするを大筒うち懸れは水躰して海に沈 むも有游逃る唐人鉄砲に而打又鎗にて突殺 故少時之内凡七八十人程の唐人皆打殺す唐船は 碇縄やけ切段々に焼流る唐人潮につれ押流され 嶋方をして游逃行船板に取付五六人十町余り 流延を林文右衛門舟追掛させ三拾目玉の大筒頬