琉球・沖縄の世界を翻刻する

コレクション: 琉球大学所蔵 琉球・沖縄関係資料 vol. 1

琉球談 - 翻刻

琉球談 - ページ 46

ページ: 46

翻刻

搾(しぼ)る.食ふ可(べか)らすと記せり.此油 灯(ともし)油にな らす.蕃薯(さつまいも)におとらざる.益ある物なるべし.  〇琉球語 中山伝信録に載たるを見るに.皆日本語な り其問には.日本の古言 交(まじ)はれり.故に爰 に略(はぶ)きぬ.和漢三才図会に十余言を載たり  日おでた 月おつきかなし 仏いとけかなし 神かめかなし 水おへい  火おまつ 酒おさけ 男おけが 女おいなこ 父せうまい 母あんまあ  兄すいざ 弟おつとう 刀釼ほうてう 中良案るに.中より以上の人はいづれも日本 語を用ひ.中より以下は.かくの如き方言を 用ゆるか.尋ぬべし.  〇屏風附伊呂波 此国にて用ゆる屏風は四枚折なり.上に 文行忠信.春夏秋冬などの四字を大字に 一字宛 書(かき).その下に.上(うえ)大字とは懸はなれ たる詩を.二くだりに書となん.附ていふ.いろ は假名は.上にもいへる如く.国中の貴賤通 用する事.為朝の子.舜天王の時より.はじ まるといふ.此 国人(くにひと)漢文□読には.日本の