翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

菜譜 3巻 - 翻刻

菜譜 3巻 - ページ 13

ページ: 13

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 おほひ時々水をそゝけは生しやすし萵苣(チサ)な  とは北の屋かげ日のあたらさる所にうふるも  よし生しやすし湿おほけれは苗生して後根  虫生して枯る故に日おほひしたるは時々の  けて日にあつへしかねて地をかへしてよくほし  又土のそこに灰をおけは虫生せす胡蘿蔔(ニンジン)  大葱ちさなと夏の頃うふる苗はきり虫くら  ふ事多し又 蝸牛(カタツムリ)の小なるかくらふ事多し  必虫おほしたひ〳〵すきかへして日にほして  うふへし又生地には虫すくなし生地とは久しく  かへさゞる地なり 月令広義曰 臘月(シハス)の雪水に菜穀のたねをひた  してうふれは虫くはす旱(ヒテリ)にいたます〇たねを  くしらの油にひたせはむしくはす 史記の貨殖(クハシヨク)伝に千樹の棗(ナツメ)栗 橘(ミカン)漆 桑(クハ)竹 梔(クチナシ)を  うふれは其富千 戸(コ)侯(コウ)にひとしき事をいへり  又桐 梓(アツサ)朴(ホヽノキ)杉桧柿梨 荏相(アフラギリ)棕櫚(シユロ)等をうふる  も其益同しかるへし古語に十年之 計(ハカルコトハ)在_レ種(ウフルニ)_レ  樹 ̄ヲといへり土こえたる山-中原-野乃空地を用  ひて其土に宜しきをうふれは十年の後は必