翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

菜譜 3巻 - 翻刻

菜譜 3巻 - ページ 26

ページ: 26

翻刻

ふるたねをまけははやく薹(タウ)たつ畦(ウね)うへに すれは後に糞を敷によし又新きたねを うふるには種を家に納むへからすかねて地を こしらへて子をとる時にすくに早くまくへし 但暑月にはうへて後日をほひして時々水を かくへし不然は日にいたみて生しかたし生し て後もおほひして時々日にあてしは〳〵 水をかくへし如此すれは甚人力を費すたゝ ふるたねを用ひて五月初にうへてよし不 然はことしのたねを六七月にはやくうふへし 八月にまけは日おほひせす水をそゝかすして 生す又虫を取の苦労なし又朔日まきとて 毎月朔日にまけは苗年中たへす小なるを 引てとるへし〇たねをゑらふには花開く時 細なる枝花をみな切去へし不然は秕多く 子小にして生して後其根肥大ならす二月 にはたうたち根老て味なし其内早く根 を取へし十二月正月の初め大こんをおさむる 法のことく早くほりてか乾土にうへおけは老 る事おそし園史曰潮の沙地に宜し