翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

菜譜 3巻 - 翻刻

菜譜 3巻 - ページ 28

ページ: 28

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 用てこえとす尤よし冬月は馬糞をおほふ  へしうふるにうねを深くしねふかくうふへしし  からされは根あがりてあしゝ一年の内五度ほと切  取へしきる度毎にあとに糞水をかくへし〇  月令広義曰根久しくしてましりむすへはしけ  らすわかちて老(オヒ)根をつみさりてうふへし〇  本艸に五月食すれは神をやふるきるには  日中をいむ二月に食して尤よし蜜(ミツ)と牛肉  に同食すへからす〇うへて後年久しくして  地かたくなり根しけくむすぼれたるをはほり出し  わけてうすく植へし上にわらあくたをかくれは  きえやすし剪(キリ)口に灰を置へし間遠くうへ時  々小便をかくれは一茎より二茎を生し葉大  にして味よし又俗にがいと云にらあり冬は葉  枯て見えす其他は皆にらと同し和にして  味つねのにらよりよし薤にはあらす薤はらつ  けうなり 蔥(キ)【左に「ヒトモシ」】和名きといふきは一字なる故に後世にはひ  ともしと云わけぎかりぎなといふも本名を  きと云ゆへなりうす青き色をあさぎと云