翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

菜譜 3巻 - 翻刻

菜譜 3巻 - ページ 30

ページ: 30

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てかるかぶ大になりたる時 分(ワカ)ちうふへし此冬葱 味尤よし葱を食するには先よく煮て悪臭 を去へし此二種の葱にも実あり葱の類はた けにあるにわらあくたかゝるをいむいさぎよくす へし松葉なともかゝるをいむひともしのたねをわら につゝめはかるゝひともしの類いつれもわらをいむ〇大 葱四月に子を結ふ黒くてひらしかねて地を耕し て日にほし糞を敷きほして又耕し地を細に して子の熟したる時即種をくたし水をかく苗 生して日てりをおそる上に棚(タナ)を作て日をお ほふへし時々日にあつへし湿すくれは虫生す七月 の頃長して移しうふへし〇大葱をうふる法両 間を広くし相去事二尺はかりにす溝をふか くほりて溝中にうふ初一時に根を甚深くう ふれはくさる長して後両間の土をやう〳〵に溝 の中に培(ツチカウ)へし一時に多く土うふへからすしは〳〵 培ひて根をふかくすへし如此すれは白根なか し白根の長き味尤よし一所に五六茎あつめ うふ大小各類を分つへし大小ましはれは小は大 にせかれて長せすうふる時葉を切へからす長