翻刻
悪-臭をさる又葉をほしておけは諸物の悪臭こ
とに糞尿の悪臭を去る
牡丹 花白きとうす色なるをとりて熱湯につけ
もみて醋塩酒或 豆油(シヤウユ)と醋をかけ食す又醋み
そにて食す赤花は性味あし
芍薬 牡丹に同
鶏冠(ケイトウ)花(ゲ■)苗 四月に生すやはらかなる肥地によろしう
つしうふへしありつきて小便をそゝくへし其花の
種類多しもろこしより来るは花よし葉をとり
てゆひき物とし醤油にひたし食す莧にまされ
りあへ物としては莧におとれり又 青葙子(ノゲイトウ)ありう
へて生長しやすし宅中にまけは年々生す葉を
取食ふへし味よし
蓏(ラ)菜 実(ミ)なる菜也
茄(ナスヒ) 農政全書曰九月に熟する時切 破(ワリ)て水に子を
つけ沈むを取て日に干(ホ)し布ふくろにつゝみ
置冬より陽所の沙地を耕し糞をしきて置
春たねをまき四五葉の時 雨(アメフル)時に合_レ泥 ̄ニ移栽 ̄フ へし
若雨なくは水を澆(ソヽ)き地をうるほして晩に栽
はし白日には蓆(コモ)をおほふへし其性水に宜し常