翻刻
或説 ̄ニ云霜の時上にあくたをあつくおほふへし不然は
くさる春うふる時土をふかくほりて人糞又は馬糞
にてもくさりたるわら煤(スヽ)わらなとをも埋め其
上に土を置てうふへし如此すれは繫昌す凡芋
は山中の人多くうへて粮(カテ)とし凶年にうへを助く
尤、民用に利あり其利益五穀につげり〇白芋あ
り茎を食す唐芋とも云茎長大にて白し生
にてもほしてよし毒なし魚■にかへ又生にて
すみそにても煮ても食ふへしほすにはね熱湯を
かけて後ほすへし老人虚人食して胛胃に害なし
味も股亦よし多くほし置へしい凡白菜は尤寒気を
おそる或云重陽以前は茎を取へし取やうあとに
茎を三本つゝ残すへし四も二もあらて重陽以後
は茎たとひ多く生すとも一もきるへからすきれ
は必寒にいたみ根くさる寒気のいまた甚し
からさる時枯たる茎のかくるゝ程にぬかを上に
あつくおほひ其上に土をうすくおくへし又茎長
きはわらすて包むへし上に土を多くおほふへから
す是亦湿をこのむ凡白芋の根冬くさるは
九月以後茎をきる故なり白芋根すくなくして