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大根一式料理秘密箱 - 翻刻

大根一式料理秘密箱 - ページ 8

ページ: 8

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中(なか)へ上々の名酒(めいしゆ)を。少し入れる事。口授(くじゆ)なり。さて 染(そま)りたる上(うへ)にて。四五 度(ど)も。水をかけ。雫(しづく)をたらす也 これは。にんじんのなき時(とき)の料理(りやうり)なり   ㊃ 細(ほそ)切 紅(べに)大根之 仕方(しかた) 一これも。右 同事(どうじ)なり。綿胭脂(しやうゑんじ)の汁(しる)につけ候て 名酒(めいしゆ)を少し入 ̄レ候へば。早(はや)くそまるなり。これも雫(しづく) をたらし申候。又 黒(くろ)のそめ汁は。奥(おく)の巻(くはん)に記(しる)す   ㊄ 紅梅(かうはい)大根切方 一 此(この)切方は【図略】此 通(とを)りにして。大根を三寸 位(ぐらい)に切 右ひだを切入 ̄レ。小口は梅(むめ)の花(はな)の通りなり。扨また 【図略】此すゑの所を。はす剥(むき)にいたし候へは【図略】此通り なり申候を。しやうゑんじか。紅か。にてそめ申也。但(たゞ)し 匂(にほ)ひは。白髪(しらが)大根を。五六 筋(すじ)入 ̄レ申候而ゆばの こま〴〵を。しべのにほひに付(つけ)候へは。誠(まこと)の紅梅(かうばい)の 花(はな)のごとし。遣(つか)ひかたは。さしみ。鱠(なます)。其外何にても   ㊅山ぶき花大こん仕方 一此切かたは。右梅の通りなれども。ひだを六ッに切 とるなり。これは。くちなしの汁(しる)につける也。但し