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コレクション: 山東京伝

通言総籬(其一のみ) - 翻刻

通言総籬(其一のみ) - ページ 16

ページ: 16

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て《箱:ゑん》大木戸の石はきにせき□の金のはさんで あるのは。なんだの《箱:しあん》あれは何 ̄ン のかぐわんをかけるのさ 《箱:ゑん》おいらはおいらはあの土地におひてはふ通(つう)だよ。ちつとたび もしてみやうす。とうじにいつた時 賀達(かたつ)か所へ。いつた まゝだ《箱:喜の》二世の御ぞんじなくつてもな所さ《箱:しあん》しかしいてき だもきみありだよ。吉原なみつけとゞけの文をやろうと いふ所へ。台(だい)の物(もの)をおくりやす《箱:喜の》いやもふ台の物が きちやを□おゝさわぎさ。こわがるものはお鷹匠(たかじやう)の御 留(とまり) いやがるものは五ツがはりに正めんをはるの。にぎやかなのはゑ びすこうさ。みこしをこしらへてにかい中をかづく内も あり。めしたき男をゑびすにこしらへて。はやしたてゝ ありくうちもありやす。ぜんてへしろうと芝居 のはやる所さ《箱:おちせ》モシまへかたは松ばやでも度々狂 言がごさりやしたねへ《箱:しあん》丸ゑびやなぞにも よくあつたよ《箱:おちせ》ぼくがさんが工藤で。玉屋の 山三さんが五郎で。大門の四郎兵衛さんかすけ成(なり)