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コレクション: 山東京伝

通言総籬(其一のみ) - 翻刻

通言総籬(其一のみ) - ページ 19

ページ: 19

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やす。鶴屋はぼたんのすそもやうの時もあり。 ひぢりめんの無地の事もござりやす。角の 玉屋はぼたんさ。松がねやがさくら川さ。松ばや のくじやくしぼりと。大ゑびやのほうわうが よくまちがひやしたつけ《箱:ゑん》あふぎやの十二 ひとへ丁子屋の若松に《振り仮名:がく|額》はよく人がしつてる 《箱:おちせ》瀬川さんのつき出しの時は。いつでもかれい で八ツはしにかきつばたのもやうてごさりやす 大文字屋のつき出しはいつでもとかくさかなのも やうさ《箱:ゑん》正月元日に礼にでるのは。大びしや ばかりだの《箱:おちせ》さやうさ《箱:喜の》つき出しの時へや もちばかり。うちへのこるはどふしたわけだしらん《箱:おちせ》 あれはさわかりやせんよ松ばやはぜんてへかてへ内で ござりやす。女郎衆にうはぞうりをはかせやせん 今でもはくものは。瀬川さん。松人さん。へ屋もちて ふたりばかりござりやしやう。そしくれい日には