翻刻!べらぼう関連資料

コレクション: 山東京伝

通言総籬(其一のみ) - 翻刻

通言総籬(其一のみ) - ページ 23

ページ: 23

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なしになつたちよふどいゝじぶんだの。もふ昼みせの おみきどつくりもひけたらう。喜のぼうあいばつ せへ。こんやは一町目のつもかだ。ノウおしやう《箱:しあん》 おちさん喜のさんをあづかるによ。おれといつちやあ ふりしん#1のいちやつきでもさせるこつちやあねへ いろ男のていしを持と心づかいだよ《箱:おちせ》だいじ のもんだがおかし申やしやふ《割書:トはいへども。此ごろよしはらから|きた文を□□□みたゆへ。#2喜の介が》 《割書:いろ事のできた事|をしようちでいる》《箱:喜の》おともをいたしやしやう。 おちせきものをだしてくりや《割書:ト喜のは一町目ときいてあいた口へ|も□なり。#3女ほうはつうゆへいろめ》 《割書:にもださず。立て戸だなのかさねだんすのひき出しから。ゆうきしまの上着|くじやくしぼりにせきちくあられのへりをとつた下着。ひぢりめんのじゆばん。くろ》 《割書:上田のはおり。これはゑん二郎にもらつたのゆへ。女ほうのつうにて|おはむきにきせてやる。喜の介□てしまひ。#4かみ入をふところへ入 ̄レ》《箱:喜の》ちよ つとびんをなでつけてくりや《割書:女ぼうはさしている。二分ほどする|つげのくしでなでつけ。松ばかん》 《割書:ざしで。びんの|所をまきこむ》《箱:しあん》哥〽むすぼれし。千すぢをわけて みだれがみ手にとり〴〵のもの思ひ《箱:喜の》おきや あがれ《箱:おちせ》サアよふごさりやす。あれせわしない 《箱:ゑん》こゝのうちの戸だなは。丁山がつぎの間といふ