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【右丁】
し給ふ□へ御恩□【な?】るにをひてはましてや御子の位とひ
としくなし給ふいかにゑうせひよゑみせのゝいへる
ごとくおはりなき日に生れんはあやうきせかいに生るゝ
よりももつともすくれたる日なり然れは是汝をからむ
る御恩のくさりなるかゆへに御奉公のちうをつくさず
して叶はざる身なりとしれ
第六《割書:善にすゝますして叶はざる六番の道理|なる四つの終りの初めのしするの事》
右条ゝの御恩みな御主に対し奉りて□【御?】奉公のちうを
いたさすして叶はざ□【る?】つよき道理□りとい□□□【此?】巻の
【左丁】
はじめにしるすごとく善の善なる道□【理?】□□□人毎
にわか身の徳をこのむがゆへに今□□【生後?】生共に□【善?】に
ちなむべきとくぎをひたりにあらはすへき者也其
□【数?】おほしといへ共わきてよにこえたる二ツの大とくあり
一ツには善によてうくべきけらくの事二ツには善を
以てくるしみをのがるゝ事是也此二ツはしやうじの海を
わたるろかい又は走(はし)る馬のむちの心也是によてさんと
みんこすさんふらんしすこもおなし御心を以て善
悪くらくのほかは人にときおしゆる事なかれともんはの
人ゝにしめし給ふ者也ゆへをいかにといふにあくの□□