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【右丁】
めんとをかゝやかしおんたあてをもえたゝせ地より天まて
引あげ給ふ者也しかのみならず我等をはとのことくしやう
じきにうわぶじになし給ひ風のあつさをすゞしむる
ごとくこつにくのねつきよりよこしまなるいきとをりの
あつさをさまし給ふ者也惣じて風の草木を吹き【右に小文字】なひく
るかごとく我等かあくにかたむきたるおんたあてをおさ
めて善にふきかたむけ給ふ者也爰を以てあくを善に
引かへ内証に叶ひ給ふ人ゝは以前すきこのみたるあく
じを大きにきらひ以前きらひたる□【善?】事□【に?】大きに□ひ
つく心のおこる者也•【朱起】□【た?】びつ帝王是□□□□【を御身に?】□□□□□【み給ひ?】
【左丁】
てさるもと云経の百十□【八?】に萬のあくをふか□□□【くにくみ?】きらふ
と宣ふ者也又云くあまねき世界のざいほうを□□【もち?】て
たのしむことく御おきてをまもりそれをたのしむと宣
□□【ふ也?】是別にあらず子をすだつる母の乳房(ちぶさ)よりはな
た□□□【んと思?】ふ時はにがき物をちふさにつけてのまするご
とくすひりつさんとせかいのあまきちぶさより引はなち
給はん為ににがき物をぬり給ひⅮ(天)まんだめん□□【とに?】
はあまきみつのあぢはひをつけ給ふ者也爰を以て我
らか萬のさいはひ萬のかうしと申奉るはたゝ此すひりつ
さんと□□【より?】うけ□□【奉る?】事 分明(ふんみやう)也しよせんあくをはなれ□【て?】