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【右丁】
給ふといふ事を□□【わき?】まふべし是に付て•【朱起】さんとあぐすち
いによつみ科をゆるし給ふにおとらず科をおかさぬち
からをあたへ給ふ事はなをまさりたる御あはれみ也と宣ふ也
かるかゆへにあるびるぜんの女人につかはし給ふ御文に
からさを以て人のいましむるほとの科はこと〳〵くゆるし
給ふにおなし然れは汝の上にをひて科の御ゆるしす
くなしと心へ少しき御大切をもつ事なかれ是大なる御あ
たへなれはふかき御大切を持へしゑいんぜりよの経文
に見えたる彼おひ物をゆるされたる人さへ大きなる大
切をもつと見えた□【り?】いはむやおほくあ□□□□□【たへられた?】る□□【人に?】
【左丁】
をひてをやされば一しやうふぼんをたも□【つ?】□□Ⅾ(天)よ□【り?】
ゑらまれ奉りとがをあらためたる人はな□【を?】□れ□【奉?】る者也
これにかはりて一期の間あくにきは□□【まり?】ける者共は御けん
□【ぼ?】うのの上よりさしすて□【給?】ふと書給ふ爰を以ていかに
兄弟今だびつほろへたともに申せいかに御主御身の御
ほまれを終日(しうじつ)うたひ奉る為にわかくちに御ほまれを
みたせ給へと•【朱起】さんとあくすちいによ是をやはらげて宣く終
日とはたえまなくといふ心也さかふる時はわれをよろこば
せ給ふを以て尊み奉りおとる時は御せつかんの御つえ
をあたへ□【給?】ふによて【注】□□奉りいまたむまれぬさきには
【注 「よって」の促音「っ」の無表記】