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【右丁】
つくり給はん処(ところ)を尊み奉り生れて後は命の御恩を尊
み奉り科をおかして後はゆるされ奉りたる処を尊(たつと)み
奉り御身へ仕へ奉る時は御手をかけ給ふゆへに尊□□【み奉?】り
死するまて善の道にいたりとゞき御ほうしやうけ□【奉?】る
を以て終日御身の御ほまれをうたいわかくちに御ほ
まれをみたせ給へと申より外有べからすと
□【さ?】れば我等があくより善に立あかり御内証にあひ奉る
為のうつは物となり給ふもろ〳〵の尊きさからめんと中
にもばうちいずもよりうけ奉るひいですの光りとが□【ら?】さ
の徳儀とを爰にあらはすへき事なりと□□□【いへ共?】□ちの□【経?】
【左丁】
大せうねつもきゆるご有へからす世界□【の?】初□□【めよ?】り世のお
はりまてのくるしみをあつめていんへるのゝくるしみ□【に?】くら
べはげんぜのくるしみは夢まほろしのごとくなるべしさ
れはくわほうつたなきさい人ら終りなきたのしみを
はなれこれらのくげんにしづめられん時何事をかなし
何事をかいふべきくひの八千度身をかこちよをうらむる
とも其かひ有へからす舟やふれて後は舟子もいらず
死て後はくすしもゑきなし其時悪人共過し進(しん)
退(たい)をかへりみ扨もくやしきかな存命の間にかれをし
是をしたらんにはいくたびかこれらのをしへをきゝつ□【れ?】