キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ぎやどぺかどる - 翻刻

ぎやどぺかどる - ページ 127

ページ: 127

翻刻

【右丁】 頼敷四ツにはⅮ(天)の御ほまれのなげき五ツには御奉公に付 て心 宛(あて)の直(すく)に清(きよ)かるへき事六ツには萬事用あらん時はⅮ(天)に 向ひ奉りてをらしよ申上へき事七ツには御恩を見しり奉 り其御礼を申上奉る事八ツにはⅮ(天)の思食【召?】まゝに随(したが)ひ奉り 御内証と一味し奉る事九ツには萬御せつかんとしてしん らうをあたへ給ふ時真のへりくたりと堪忍を以てうけ奉るべ き事是也此内には大切是第一なりと心得よ   §一 右九ツの善を保(たも)つへき道の事 ◦【朱起】第一 肝要(かんよう)□【な?】る□【善?】といふは御 授(さづけ)のことくわがあにまの精力(せいりき)及ぶ□【ほ?】ど Ⅾ(天)を御□【大?】切に□知奉る事也□【爰?】を以てわか心身残りなく達し 【左丁】 て此御□【主?】を御□【大?】切に貴み仕へ奉るへき事専要也 第二御大切□【に?】つつく善といふはⅮ(天)の御恐れ也是則御大切より 出れは也ゆへをいかにといふに惣して人をおもふ大切の深き ほと其中のたかはぬ様になげくのみならず其気に合ぬ事 □【を?】せさる様にと心をつくす者也是則 孝行(かう〳〵)なる息女(そくぢよ)の親 を思ひ貞女(ていちよ)の夫(おつと)をおもふにしられたり然るに右の貴き恐 れある間は科といふ事をせぬ者也 故(かるかゆへ)に此恐れの根をふかく する事 肝要(かんよう)也•【朱起】だひつぽろへたは是をねかひて宣くい かに御主御身の恐れを以てわか肉(にく)をつらぬき給へゆへはわれ 御 糺明(きうめい)を恐れたりと此帝王はⅮ(天)の御恐れを御身のあに