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【右丁】
頼敷四ツにはⅮ(天)の御ほまれのなげき五ツには御奉公に付
て心 宛(あて)の直(すく)に清(きよ)かるへき事六ツには萬事用あらん時はⅮ(天)に
向ひ奉りてをらしよ申上へき事七ツには御恩を見しり奉
り其御礼を申上奉る事八ツにはⅮ(天)の思食【召?】まゝに随(したが)ひ奉り
御内証と一味し奉る事九ツには萬御せつかんとしてしん
らうをあたへ給ふ時真のへりくたりと堪忍を以てうけ奉るべ
き事是也此内には大切是第一なりと心得よ
§一 右九ツの善を保(たも)つへき道の事
◦【朱起】第一 肝要(かんよう)□【な?】る□【善?】といふは御 授(さづけ)のことくわがあにまの精力(せいりき)及ぶ□【ほ?】ど
Ⅾ(天)を御□【大?】切に□知奉る事也□【爰?】を以てわか心身残りなく達し
【左丁】
て此御□【主?】を御□【大?】切に貴み仕へ奉るへき事専要也
第二御大切□【に?】つつく善といふはⅮ(天)の御恐れ也是則御大切より
出れは也ゆへをいかにといふに惣して人をおもふ大切の深き
ほと其中のたかはぬ様になげくのみならず其気に合ぬ事
□【を?】せさる様にと心をつくす者也是則 孝行(かう〳〵)なる息女(そくぢよ)の親
を思ひ貞女(ていちよ)の夫(おつと)をおもふにしられたり然るに右の貴き恐
れある間は科といふ事をせぬ者也 故(かるかゆへ)に此恐れの根をふかく
する事 肝要(かんよう)也•【朱起】だひつぽろへたは是をねかひて宣くい
かに御主御身の恐れを以てわか肉(にく)をつらぬき給へゆへはわれ
御 糺明(きうめい)を恐れたりと此帝王はⅮ(天)の御恐れを御身のあに