キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ぎやどぺかどる - 翻刻

ぎやどぺかどる - ページ 132

ページ: 132

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【右丁】 第九には堪忍(かんにん)の善也然るに此善といふは憐(あはれ)みの御親我等 か功徳(くとく)の為と善をならはせ給はんか為に与へ給ふ難儀しんらう を心よくこらゆる事也•【朱起】さらもんぽろぺるひよ三十二にいかに子御 主の御せつかんをなけうつ事なかれ又御せつかんの時頼母敷心 をうしなふ事なかれ其故は御大切におぼしめす者を御せつ かんし給ひ親の子をあひすかごとくし給ふなりと宣ふなり また•【朱起】さんはうろゑへれよす十二に是をおしへ給ひて宣くいかに 兄弟Ⅾ(天)御親のごとくせつかんし給ひをしへ給ふ時は其道を 以て汝等を□【子?】のことくし給ふと存じいさみを以てこらゆべし いかなる□【子?】か親□【の?】折檻(せつかん)をうけざる事あらんやⅮ(天)の御子達のうけ 【左丁】 とをり□【給?】ふ御 □(せつ)【折?】檻(かん)を汝うけ奉らぬにをひてはⅮ(天)の御子にては なし別の□【親?】の子といふせうこ也我等か色身の親より折檻し たる事を思ひ出せそれをさへ敬(うやま)ひ孝行(かう〳〵)をつくしたる者也然る 時はあにまの真の御親にて在ますⅮ(天)より与へ給ふ御せつかん を不退(ふたい)の命を保(たも)つ為にいかてかうけまじきとは思ふぞと 宣ふ也如此の御こと葉を以て真の親の役(やく)といふは子を上を みちびき又子は親の重恩(ちうをん)と心得かうべをかたむけ謹(つゝしん)でそれ を受へき者也御主◦✕此 鑑(かゞみ)をてらし給ひて御はしよんのさ いしよに•【朱起】さんへいとろ其御なんをのぞき奉らんとせられし時 御主御親われに与へ給ふなんかんをうけさすまじきとするやと