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【右丁】
宣ふ也此心は別の方より来るにをひてはじたひする事もある
へしといへとも御親にて在ますⅮ(天)よりあてかひ給へはいかで
かこらへましきや
然れとも人によりてぶじなる時は御意に随(したが)ひ奉り此御親に一
味致し奉るとぞんするといへども心にてきたふ事を覚ゆる
時は心をうしなひ乱(みだ)るゝを以て一味仕ると思ふは偽(いつは)りなりとしる
者也たとへはをくひやうなる者は平生(へいぜい)けなけたてを顕(あらは)すと
いへともいくさのばにのぞめば心をうしなひぶぐをも捨てに
ぐる者也さ□【れ?】は世界にをひて天狗よりおこすいくさのたへま
なけれ□【ば?】此等の人の合力としてあにまの武(ふ)□(ぐ)【具?】を□(あた)【与?】ふべき事
【左丁】
心をおとし付るにをひてはこれらの御恩を下さるゝ御主へ
仕へ奉るへき事いかばかりのだうりぞといふ事をわきまへよ其
ゆへは右のしよあくをのかし給ひておほくの善事をあたへ
給へは也 若(もし)汝いまだ是にてもふかきあくのしうしんは
なれがたしと思はゝあくよりおこるわざはひの数ゝと右の
御恩のばく太なる事をめのまへにくらべて悪をしりぞ
け善をおさめとるみちを定むへき事也然らずは我
にをひて別のをしへをしらず
§一《割書:右の外にすぴりつさんとあく人を善にいたら|せ給ひ御内証にあはせ給ふあにまにあたへ給ふ