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【右丁】
徳義の事付ゑうかりすちやの尊きさからめんとの事
されはすひりつさんとあたへ給ふ御恩と云は右の条ゝ
にもかぎらずたゝあくより善に立入る御力をあたへ給ふ
のみならず則善に立あかりてより其道をゆきとゞき
此くるしみのうみをつゝがなく渡り終にそくさいのみな
とにいたりとゞくまでの御合力となり給ふ者也然るに
かの尊きすひりつは善人のあにまに宿り給ひてい
たづらにましますと云事なく御身まさにやとり給へは
それを位(くらひ)にあけ給ふのみならず御身の御善をうつさせ
られたすかりの為にかんようなるほどの□【事?】を御身と共□【に?】
【左丁】
はじむべし此しあんにいたるを以てあくを□【し?】りぞけ善に
すゝむたよりとなるべし•【朱起】さらもんの云く汝が終りを
思ひ出せ然らはなかく科をおかす□【事?】有べからずと
ゑけれじやすちこといふきやうの七かでうに見えたり
おはりとはしするとしゆいぞいんへるのばらいぞの四ツ
のおはりなれば四ツ共に是をろんせんとする者也
されは此四ツのおはりの初めと云はしするの事也これ
日ゝにめのまへに見る事なれ共我等其ごにのぞんで
一期の間の御きうめい有へし是をこと〴〵くあ□【ん?】ぜは
心をおこすたよりとなるべし然に御きうめいの□【か?】た