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【右丁】
爰を以て観せよ善人さへかくのことしなす事なくてをこ
たりがちに日をくらしたる我等はいかてか深く【右に小文字】おそるまじきや
人ありてかほどの善人達のふかく恐れ給ふ事はいかにと
とふにをひては•【朱起】さんけれこうりよのもられすと云書に
しるし置給ふ事を【右に小文字】こたへよ御たゞし手御けんぼう御
れんちよくにまします事はさんとたちよくしろしめす
がゆへに其時にあたつていかなるこたへをなし給ふへきぞ
と日ゝにさいごの御たゞしを目のまへに御覧し心を□【つ?】
くしてかへりみ給ふ者也た□【と?】ひこと葉身もちを以て科を
なし□【給?】はず□【と?】いふ共もし心にきざす一念にもけがれ□□【給ふ?】
【左丁】
事□□□□□【ありやとつ?】ねにおそれ給ふ者也しよさに【以下欠落】
の□【さ?】またげ□【は?】ふせぎやす□【し?】といへ共心にたえぬまうしう
はふせぐ事かたしされは善人のんらひとしてわきて
Ⅾ(天)の御内証のかすかにまし〳〵てはかりかたき所をふ
かくおそれ給ふかゆへに御前にてたゝされ給はん時ち
かしと其きはめをおそれ給へはむやくの一念まてもこと
〴〵くやめもつはらⅮ(天)の御まへと我身の上を心がけよは
みななきがことくに御覧んずる者也又いくるかぎりは善の
つとめにおこたり給はすといへ共もし時として善を善と
し給はす其つとめにおこたり給ふかとふかくおそれ