← 前のページ
ページ 150 / 191
次のページ →
翻刻
【右丁】
然るに汝御たゞし手の御前にをひて何れの日いか□□【なる?】
時何たるむやくのこと葉をいひたりしはいかにとたゞし
給はん時のおそれはいかゝあらんと思ふやむかしより
今にいたるまていつれの国のはつとにか一 紙半銭(しはんせん)に
ついてかほどきびしききうめいありときゝしやか
くためしなき御たゝしをは直(じき)にⅮ(天)の御こと葉なく
むは誰□【か?】まことゝぞんずべきや爰にをひて観せよ◦✕
の御をしへのいさぎよくいたりたるまことのすぐなる道
といふは□【こ?】れ也されはをしなへて□【の?】し□【ゆ?】いぞにのぞんて
悪人存生の間つくりとつ□□【くり?】しほどのとがはあり□【と?】
【左丁】
あらふ□【る?】世界のまへにあらはれきはまりなきはぢ□【を?】
さらすへ□【き?】事いかはかりの事とか思ふやたとひいさきよ
き善人□【の?】こんしゑんしやをもつと云共其ごにのぞんで
はい□【か?】で□【か?】はぢと思はざらましこんひさんにまさりて
かくれたる事なしといへ共人によて【注】はづかしさのあまりに
とがをかくす事ありいはんやⅮ(天)の御前にをひてもろ〳〵
のあんじよべあと其外あまねくせかいの人のまへにて
あらはるべきはぢはさらにこと葉□【に?】のべがたし此 難儀(なんぎ)
のふかゝるへきにつゐておぜやすぽろへた大山にむかつ
ていかに山わか上にくづれかゝり二たびうかむごなきい□
【注 「よって」の促音「っ」の無表記】