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【右丁】
それをのかれん為にいかでか□【爰?】にて萬のくるしみ□【を?】
うくる事にもかへざらんやさても終りなきくげん汝か心
にとをらはいかほどのとくをかもとむへきそある書に
見えたるはある人終りなき事の上をあんじそれを□【お?】
どろき此ねんをなさく人ありてわれをせかいの主となす
べしさりながらまつ三十年の間床にふしてすこしもおき
あかる事なかれといはゝたとひ玉の床錦のしとねの上成
ともちゑあらんほどの者はりやうしやう□□【する?】事あらんや
然るにいまそれよりもあやしき一たんののぞみにま□【か?】
せてながくくわゑんの□□□□【床にふ?】しおはり□□□【なきく?】け□【ん?】□【以下欠落】
【左丁】
§一悪人のはかなきたのもしきの事
如此善人達のたのしみ給ふ頼母敷と云はかつて悪人
のもたざる所也され□【は?】悪人の上□【に?】も又□【頼?】母敷心なき
にあらすといへ共右にあらはすごとく科を以てしゝはてと
くをしやうする事なきかゆへにいき□【た?】る頼もしきといふへ
きにあらすまつたくいきたる頼もしきはよ□【き?】こんしゑんしや
の外になきごとく□【其?】せいりきをほろほす事も又あしき
こんしゑんしやのなす処也かるかゆへにあしきこんしゑんし
やと云はふだん恐れを友なひⅮ(天)のからさ御合力をうくへ
□□【きく?】りきなしとしるによて【注】か□【た?】ち□【に?】影のそふ□【ご?】とく頼母
【注 「よって」の促音「っ」の無表記】