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【右丁】
馬車(ばしや)むまくるま【左に振り仮名】を頼み其かうなるきば□【に?】頼みをかけしといへ共Ⅾ(天)を
頼母敷おもひ奉らず御主を尋ね奉らさるやからは浅(あさ)
ましき物哉ゆへをいかにと云にゑじつとは人也Ⅾ(天)にあ
らす其馬はにく也ちゑの□にあらずかるかゆへに御主【右に小文字】御手を□【の?】
へ給ひてかうりよくをなす者も又それをうくる者共も
ともにたをれてあんのほかなるあさけりをうくべしと
宣ふ也爰を以て悪人の頼母敷と善人の頼もしき
のへだてをしるへしあく人は人に頼みをかけ善人はⅮ(天)
に頼みをかけ奉らるゝ者也かるかゆへに此二ツの頼もしき
はⅮ(天)と人とのへたてにことならすかる□□【かゆ?】へにほろへたみ
【左丁】
もなき頼母敷をしりそけしんしつなるをすゝめ給ひ
てさるも百四十五にせかいの大名 高家(かうけ)と人の子共に頼(たの)
みをかくる事なかれかれはたすくるちからを□【も?】たされは也
ついにかれか命はほろびてつちにかへるへし其日にの
ぞんてかれらか頼みをかけし者のねん〳〵こと〴〵くむな
しくなり天地海山は萬の御作者にてまします
Ⅾ(天)を御合力のなされてともち奉りてそれに頼みをかけ
奉る人はくわほういみしきなりと宣ふ也同くさるも十九に
猶此しやへつをあらはし給ひてかれらは其身のばしや
を□【頼?】みわれらは御主の御名に□【頼?】みをかけ奉りかれらはわな