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【右丁】
□【か?】けたる事なしといへ共人の生れ付は偏(ひとへ)に科を以てかた
むきすたれふかくやふれそこねたるゆへにをよそ
めん〳〵のやしなひの為に入へき程の道具のたつしたる
身と云へきにあらすしつかいⅮ(天)の御しひを以てそだて
られ奉るの外なし此御手をはなれ奉らはしやうかいのふ
そく限(かぎ)り有べからず此頼もしきをもたずしてなからふる
といふは何事そそれ則Ⅾ(天)をはなれ奉るにあらずや此□□【御ま?】
もりをはなれて何となか□【ら?】へんとはおもふそ
いかなるゑひすの国□【な?】りといへとも天命をしつてその
御をんだくをあをがずと云ところなしかるかゆへに
【左丁】
人たとひまことのみなもとにてましますⅮ(天)を見しり
奉らすといへとも天のめくみをうけずしてかなはざる
事をは人ごとにしるかゆへにきはまりて人の力の□【お?】
よはざる時は頼み所をもとめえてⅮ(天)を尋ね奉り身
のねかひをかなへんとなけく事是よのつねのほう也
たとへはふぢかつらのたくひは木をつたひてのほるご
とく生得人はびんぐうふによひなるかゆへにⅮ(天)の御 影(かげ)
に頼みをかけ御めぐみをあふき奉らずんは有べからず爰を
以て人のしやうかいまつたくⅮ(天)の御手をはなれてすなを
にたてる事なしといふ事を□【し?】るへし又これ□【ら?】の人に対