キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ぎやどぺかどる - 翻刻

ぎやどぺかどる - ページ 165

ページ: 165

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【右丁】 して一ツの事をとふへしそれと云はしんらうの□【時?】は誰と共 にかよろこひあやうき時は誰にか頼みをかけやまひの 時は何たる人のれうぢをうけめいわくの時はいかなる人 のいけんをこひようある時は誰ひとのかうりよくをうけん とかするそ誰をともとし誰と共にかたらんやそうして 一しやうの難儀(なんぎ)しんくはⅮ(天)の御手をはなれて何となる へきとか思ふやあにまをはなれたる色身は命をた もつ事叶はすあにまは色身の命なるごとくⅮ(天)をはな れ奉りてあにまの命をもたもつ事なし然るにいきた る頼もしきは一命の為のいかりなれは此いかりなくして誰か 【左丁】 現在のくかいをたやすく渡らんとは思ふやまことの頼もし きはやじりをふせぐたて也誰かまん〳〵たるてきの中に此 たてをもたずしてなからふる事かなふべきや一切の人間 せんぞよりうけつゞく罪(つみ)を以てやせおとろへたるびやう ごをたすくるつえと云は是也此つえをつかずして道を 行事叶ふへからす右条ゝのことはりを以てしんじつ 頼もしきのとくふかき事をよくかんべんすへき者也   第七《割書:善人と云は悪人のわきまへざる浅間敷(あさましき)やつこ|の進退(しんだい)をのかれてしんしつのじゆうをたの|しみ給ふ事是善にちなむ七番めの□【徳?】儀の事》