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【右丁】
へにⅮ(天)の御子汝をときゆるし給はゝ誠(まこと)に自由(じゆう)の□【身?】とな□【る?】へ
しと此御こと葉を以て御主二様のじゆう有事をしらせ給ふ
也一ツにはいつはりたるしゆう今一ツは真実(しんじつ)のじゆう是也い
つはりたると云は色身のじゆうありといへ共あにまは色身
のじやらくののぞみとしよあくにしたかへらるゝ者也た
とへはよこしまなるわうしやはせかいをしたがゆるといへ共其
身の罪(つみ)のやつこたるか故(ゆへに)に【衍?】真実(しんじつ)のじゆうなくして心をし
たかへ得たるがごとしこれに引替まことの自由と云は色
身の自由(しゆう)ふ自由にかゝはらす心を随(したが)へ身のしやらくをしり
ぞけ科のやつこの進退(しんだい)より遁(のが)れたる者也是 則(すなはち)さんはうろの上に
【左丁】
見え給ふ也其身はろうしやとなり給へどもあにまは天にか
けり給ひくちにてはをしへ給ひ筆を以ては世界にげ
だつをあたへ給ふ者也爰を以てあにまのじゆうを真実(しんじつ)
とし色身のじゆうをいつはりとする事あきらか也あに
ま色身にまさる事はたとへていふへき事なしたゝ色
身はあにまのうつわ物にひとしゝかるかゆへにすぐれたる
かたのじゆうをしんじつとしおとりたる色身のじゆうはあ
にまをからむるか故に偽(いつわ)りたるしゆうとする事あきらか也
§一あく人の進退(しんだい)はやつこなりといふ事
人あつて悪人はいかなる者のやつこそととふ□□【にを?】ひては