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【右丁】
すみやかにこたへよ見くるしくつたなくごんごに及ばざる
浅間敷(あさましき)罪(つみ)のやつこなりとかるがゆへにあるほどの事の
中に□【き?】らふへき儀と云はいんへるのゝくげん也此くるしみ
をあたふるいんゑんとなるとがは大きにきらふへき事に
あらすや御主の御こと葉に見えたるごとく科のやつこ
となる悪人のしんだいにまさりてあはれなる事なししか
のみならず第一とがのすゝめてとなる天狗とせかいをはじ
めとしてつみを以てはそんしたるいやしき色身よりお
こる処の萬のよこしまなるのぞみのやつことなる者也
其故は子のやつこたる者はをやのやつこともなることく
【左丁】
天狗とせかいと色身は罪をしやうするをやなるか故にかれがや
つこなる事あきらか也又其あにまをとりことなし罪(つみ)のふ
たいとなすかゆへにあにまの【右に小文字】をんできともかうする也
如此三ツのがうてきいつれもあにまを科のやつこと
なす事は同前なりといへともすこしはしやへつある者也
天狗とせかいの両てきは色身をつかい道具としわれらに
しよあくをおこす事たとへは天狗•【朱起】ゑわを以て•【朱起】あだん
をすゝめおとしたるごとしかるかゆへに色身は諸悪を
おこすもとひとなるかゆへに•【朱起】さんはうろは則色身をつみ
とよひ給ふ也又これをこんくびせんしやとも云□【也?】是別に