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【右丁】
の道具(たうぐ)なるをあしくかたむくるが故に何とて善のつと
めにたやすく萬事にらつしあらんや是みな悪人の
行儀のあらためかたきいはれなり罪(とが)より罪(とが)を生す
る□【が?】ゆへにあにまの大てき重なると云事をしるへし
されは此等の重(おも)きわさはいをもとめごつしやうふかき身と
なりて後いかなる分別を以てかたやすくあらため替(かわる)べき
とはおもふや悪をつもる事は日ゝに重なり悪きくせ□【は?】
つよくなるか故に天まの深(ふか)きめしうとゝなり弥Ⅾ(天)は汝(なんち)□【を?】
とをざかり給ふへし日ゝにあにまの精力(せいりき)はかたむきよは
るかゆへに科のちな□□さ□□【なり?】て後其 改(あらた)めのたやすからん
【左丁】
とは誰かしんようすべきぞ科よりおこるわさはひ□【と?】いふは
さらにはかられずといへ共ちうや罪(とが)をかさぬるを以て悪の
ちなみをなす事はいやましにまさりしうしんのきづな□【は?】
はなはたつよく罪のおもにをもちそへ分別のまなこくら
みおんたあでの力はつきはて悪の望みはつよくなり其
をふせく自由(しゆう)の力はよはくなるがゆへにこれらのふかきくせ
悪□【に?】悪を重ねて後たやすくあらためんとおもふは何事そ
今水のあさきをさへ渡りかぬるにをひては水かさまさり大
水となりて後はいかにとして渡るべきや若木の根(ね)□□【をさ?】へ
□【引?】かぬるにをひては大木の根をはいかにとかせん今は百くせ