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【右丁】
を改(あらた)むるさへ大儀と思ふにをいては千ゝ萬ゝの悪のきづな
むらかりあつまるへき時はいかん今はあしきくせのいと□□【けな?】
き時なり後には悪のをいきはまりて大てきとなるへし今
さへもちあけかぬるおもにを付そへ〳〵したらん後の重
荷をは何とかかたげあぐべきや元祖をたばかりしことく
其子孫なる我等をもふりやくを以て深きくるしみのあな
におとさんとするくぎやうの所行といふへきや大病(たいひやう)いへ
やすくぢうざいゆるされやすしといふ事をは誰か誠(まこと)と□【信?】
すべきや汝ゑけれじやすちこの御こと葉をきかずやとし
経(へ)たる病はなをりかたくあたらしき病はなをりやすしと
【左丁】
ゑけれじやすちこ十二に見えたり
然は此等のまよひに付てある時あんじよ□【あ?】まくたり山居の
僧(そう)をさそひ給ひて山ふかく分入一人のきこりを見せ□□
におほくのたきゝをこりつかねせおはんとするにさらに□【持?】
得ざればかれか心におもへりなをたきゞをとりそへば持事
たやすからんとさてなをたきゞを取そへかたげんとすれ共
更に叶はすかの僧(そう)是をあやしみふかくおとろきいられ
ける処にあんじよの重く人もをろかなる時は如此ふかきつ
みの重荷(おもに)を持あくる事叶はすして日ゝに科を作り□□【かさ?】
ねはなはた重(おも)くなりて後立あかる事やすかるへしと思ふ