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【右丁】
終りなき後生を思召まゝにはからひ給ふ御主にて在ませ□【ば?】
ついに御足もとにひれふし涙をなかし御じひをこひ□□【奉ら?】
すして叶はざる身を持なからいかてかそれへそむき奉り御
いかりをまねき奉らんとはするそ如此のやからに対して
さんへるなるどの宣ふ事をきけ今行儀をあらためず
して後を期(ご)する汝に向(むか)ふ御主汝か罪をたやすくゆる
し給はんや又汝いかなる罪ありといふ共御あひれんふか
き御じひの上よりゆるし給はんと思はゝ今すみやかに御大□【切?】
にもとづき其限りなき御 恩(をん)をいよ〳〵仰(あを)ぎ奉らん事こそ
本意なるべき処にかへつて悪を作り重ぬる□【事?】いかほと
【左丁】
のこくあくとかなるべきぞ又此御尋にあたるこたへ□【を?】か申
へきやと是みな•【朱起】さんべるなるどの御こと葉也誠にⅮ(天)汝を
重ねてよび給はん時今あぢはひし科はくらゝよりもに□□【がく?】
覚(おほ)へ罪を以て御主をそむき奉らんより千度(ちたび)萬度(まんたひ)も死
したらんにはしかじと思ふべし若 如此(かくのごとく)ならずんは汝か進
退あやうきのはしとしるべしなを観ずへき事といふは
身のさかんなる時をうしなひてよはひかたむくまてたいあ
くしゆぜんの道をのぶる人はいか程のぐ人なるへきぞた
とへば旅(たび)におもむく人あまたの馬のあるが中に第□【以下欠落】
き馬をゑらひ荷物(にもつ)のおもきをたゝ一ひきにとりつ□【以下欠落】