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【右丁】
る馬ともをは徒(いたつら)にひかば誰か愚(ぐ)人と云さらんや汝□【以下欠落】
にたかはすおほくの隙のこまを徒に引ありきよは□□□【ひおと?】
ろふるまでおもにをせをい重ねんとおもふは誠にぐちの
いたりならずや•【朱起】せねかの云く善のつとめを老するまて待
者は身の為にゑきなき隙(ひま)をそれにあてがふと見えたり
然はⅮ(天)人を達(たつ)してゆるし給はんが為に大なるつくのひを
のぞみ給ふ事を見よ•【朱起】さんじよあんきりまこの云く人は其日
の罪に対(たい)して其日科送りをする事かたしおなしく其
日のをひ物を則其日返す事かたしと爰を以て汝いか
てかしやうかいの間うけをひたる□【ほ?】どの罪のつくのひを達(たつ)
【左丁】
して後に返さんとは思ふぞⅮ(天)に対し奉るむほ□【ん?】是に
過たる事なしと•【朱起】さんげれごうりよしらせ給ふ者也誠に
よはひをとろへて後は当座(たうざ)の罪のつくのひさへまつた□【く?】
つとめかたかるへきに御しひに頼みをかけ善に立あがる道を
のぶる人はⅮ(天)を思ひ奉る本意をそむくがゆへにふかく
恐れ奉りはやくⅮ(天)へ立かへり善作の為に□【が?】らさをこひ
奉□【る?】べき者也こゝに今一ツ観すべき事あり右条ゝのあや
うさを縦(たと)ひ其身にうけすといふ共限りなき天 恩(をん)と御
約束し給ふはかりなき天のたのしみに対して□【以下欠落】
分別あらんほとの者御奉公の道にをひて隙をおし□□【む事?】