← 前のページ
ページ 181 / 191
次のページ →
翻刻
【右丁】
か御けんほうの道をのがれ得すしてたちまち御 罰(はつ)の□【ふ?】
かきをちあなにしずみけるとおもふや誠に世界の有様を
くはんずるにをひては日ゝ夜ゝまのあたり□【に?】如此の御ばつ
げんぢうなる事をわきまふべし是又あげてかぞふべ
からずといへ共みなもて【注】目前のきやうがいなれば爰にのする
□【に?】及ばずⅮ(天)の御光をあにまにかゝやき給ふ人ゝは□【此?】等の
上をくわんじ給ひてふかく恐れの題□□【目と?】し給ふ者也□【以下欠落】
もふびんなる汝かないか計まよ□□臥(ふし)て罪(つみ)にながらへ□【以下欠落】
とはおもふぞⅮ(天)の御てきとなり奉りながら何ぞ天□【の?】□【以下欠落】
□【と?】なる御大切をうくべきと□【は?】おもふぞさ□【る?】も三十六に宣く□【以下欠落】
【注 「もって」の促音「っ」の無表記】
【左丁】
ぶたうの主人となる色身のの□【そ?】みにしたかへられてあほ
すとろ宣ふことくか□【れ?】かやつ□【こ?】とうり渡されたる者也
然れ共つみを以て真のじゆうをう□【し?】なふと云にはあらずたゝ
罪(つみ)をおかすを以て色身ののぞみはつよくなりじゆうの
せいはよはくなるかゆへにつなはつよきかたにひかれてほそき
所よりきるゝがごとくたちまちひきまくる物なれは也かなし
きかな人はⅮ(天)の御うつしとなり奉り天の御光りをうけて
まんさうの上をくはんしⅮ(天)を見しり奉り分別をたい
すといへ共高き位をくだりて鳥けだものにひとしく
身の望みをほんとし罪のふじやうにけがされてあ