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【右丁】
まつ□【さ?】へおんてき□【と?】なる天狗にしたかへらるゝ事あさ
ましき身□【体?】に□【あ?】らすやかくのことくのじやろにみちひか
るゝ人の終りはかならすたをれてたちまち罪(つみ)にお
ちいるへし
今汝これらのつたなきやつことなる事をわきまへんと
ほつせば一ツのたとへをきけ人ありてようがんひれいにして
さいちも人にこえたる貴人高家の娘(むすめ)をつまとし大切こと
にふかゝるへき所に言語道断(ごんごたうだん)浅(あさ)ましくか□【た?】ちみにくき
下女のまじゆつを以て心をくらましじやろに引をとされ
本意をそむけて後いやしき女□【に?】ほださ□【れ?】いゑをまかせ
【左丁】
身を渡し萬事をほしいまゝにさせじやけ□【う?】のあまりに本
さいをかれかしもべとなしけぢよがのぞみにまかするにをひては
いかはかりのきやうらんとかいふへき□【や?】萬民これをあさけ
り見る人まゆをひそめきく者したをまきて誰か是を
わらはざる者あらんや又誰人か本妻(ほんさい)をあはれますとい
やしき女をひほうせざらんかゝるぶたうを爰にしるす事
はさたの外なりといへ共 罪(つみ)におちている人のあにまはこれ
よりもなをきやうらんのふかき事也とわきまへんか為也
今此たとへを以て我等か上にけんがくなる善悪二人の女
ありと云事をわきまへよそれと云はあにまと色身の五体