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【右丁】
六根をさしての□【義?】也がくしや此二ツをばるですへりよる
ばるていんへりよるとなつくる也ばるですへりよるは上 智(ち)
の分別(ふんべつ)しゆうの心をたひして生得(しやうとく)のちゑの光りとな
る道理(だうり)をぐそくしうつくしくいさぎよきⅮ(天)の御うつしと
なり奉るがゆへに尊体(そんたい)をぢきに拝し奉るへき位となり
てもろ〳〵のあんじよのなみにじゆんぜらるへき者也則是
を以て身をおさめばんじはからふへき為にⅮ(天)よりかれを
ししやうとしてわたし給ふ者也 次(つぎ)にはるていんへりよるとは
則人の五体六根をさしての義也右にあらはす色身のの
ぞみと云はみな是にこもる者也人間のしそんれんぞくの
【左丁】
為と一命をやしなふほどの事を道理にま□【か?】せてもとむへき
為に此望みをあたへ給ふ者也然れ共かれはたうりの光り
をもたざるかゆへに下知をなすべ□【き?】位にあらすかへつて下
知にしたがふべきやつこ也又みちびくへきやくしや
にもあらずたゝみちびかるへき為也是右のいやしき女の
たとへにひとしゝ然るにくわほうつたなきやからはやつこ
となるいやしき女に心をかけかれがのぞみにしたがへられ
道理をまけてひにつくがゆへにいくばくの人かさかしま□【に?】
みちひかれほしいまゝに下知せられてけんぼうをみだり
本妻(ほんさい)となる道理をそむきて色身のやつことなりはて罪(つみ)