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【右丁】
のいやしき女にからめられてちくるいにひとしきふるまひを
なしおきふし共にあさましき身体となる也是則Ⅾ(天)よ
りあたへ給ふ道理の光りをそむきてやみのやつことなる
にあらすやかくのごとくのめいあんふかき事をあまねく
わきまへざるがゆへにかう上なるあにまをいやしき色身の
やつことなしはつる事誠に哀なる事也此罪より
うくべき御はつはいかはかりの事とかおもふや現在より
こくそつのせめにひとしくいんらんののぞみさかんにして
其手をのかれんとする事かたかるべし
されは色身ののそみにしたかふやからはしよあくのやつこな
【左丁】
る事うたかひなし其 故(ゆへ)は好色(こうしよく)にふける者はかれかとりこ
となりて身も心も共にまよはさればんじをそれにかくる
者也是をさしてゑけれしやすち□【こ?】十九に酒と女はちしやの
心をうばいとると宣ふ也誠にちゑあきらかなる人也と
いへ共いんじにまなこをくらましさけにゑふてはほんしんを
うしなひぎりほつそくをもわきまへずみだりにかれがやつ
ことなさるゝ者也
又みやうりをむさほりほまれをとらんとのぞむ人も則彼
みやうりのやつことなる也其ゆへはしやうかいのつとめはことご
とくそれに対してすれば也あるこくわうの臣下にみやう