キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ぎやどぺかどる - 翻刻

ぎやどぺかどる - ページ 188

ページ: 188

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【右丁】 したがへかれか望(のぞ)みにまかすといへ共からさを蒙り奉りて後は たちまち御力を以てかれにかち道理にしたがへふする 者也其故は御主くるすにかゝり給ふを以て世界のつかさと なる天狗をほろほし給ふかゆへに尊き御はしよんの御 くりきをとげ給ひしよりこのかた人は天狗にかち初め 以前はせかいの主人とあかめしもろ〳〵のとんよく以下をかう ふくして今はいかなるくるしみ又は身の為のたのしみを以 てももるたる科一ツをもおかす事叶はざるほ□【ど?】のしゆうの ちからを得る者也   §二善人の心のじゆうは何事より□【出?】るそと云事 【左丁】 されはしゆうの力を以てせうりを得る事は何連の道より 出るぞととふ人あらはこたへていへⅮ(天)をはしめ奉り次(つぎ)にか らさのなし給ふ処也とこれがらさより出る善徳の精力(せいりき) を以て我等が色身の望みのたけき精力道理【右に小文字】をまけてかつ事 なきやうにおさめはからひ給ふ者也たとへははかせのましなひ をとなへていきたるとくしやをしゝたりと人にみせ人にあたを なさゞるやうにするごとくどくじやとなるわれらか色身の よこしまなるのぞみの生れ付は其まゝありながら身の あたとならざるやうにおさめ計ひ給ふ事ひとへにからさの 御力ならずと云事□【な?】し是を•【朱起】さんはうろあきらかにあらはし