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【右丁】
子孫にいたるまでもちよつかんの身となる者也同し人間の
中にさへ如此ある時はいはんやむへんくわう大の御いりきに
てきたい奉るふたうの科に対して子ゝ孫ゝに至るまて
ちよつかんの身となし給ふといふとも更に御けんほうもれ
給ふに非す是みな 元祖(くはんそ)あだんのをかせし只一ツの罪に
よりて世界の萬民(はんみん)ことごとく末世(まつせ)の今に至るまでためし
なきしんくをしのぐ者也みしやう已前より天のはなたれ□
なりはて子ゝ孫ゝに代をかさねて種ゝ(しゆ〳〵)の御□【せつ?】かんをなし
給ふといへ共なを御内証をやはらけ給はず人の中に□【以下欠落】
死苦(しく)病苦(ひやうく)むりやうむじんのくる□□【しみ?】に□【う?】きしづむの□【以下欠落】
【左丁】
□る人に□【む?】かへ正直(せうじき)なる秤(はかり)を以□【て?】か□【以下欠落】
はるかに 重(おも)くたのしみはけんがくにか□【以下欠落】
のしみをとけんか為に百千の時日を□□ね□【以下欠落】
のぐ者也かほどはかなき一命の上にしのく□るし□隙(ひま)
なきにをひては真のたのしみをもとむへき隙はいかほと入
へきとかおもふや是此世界の苦しみの海を渡(わた)りなみ風の
なんをともにする善悪の人ゝの上に当る所のわざはひなり
なを哀なる事といふは悪人にかきりてわさはひおほく来
る事あり是別にあらずかれがあくぎやくをわきまへこら
すべき為にかんようなる儀なればなりさびしんしや五に