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【右丁】
罪人 死期(しご)にいふべきは我等罪の道につかれ又 行道(ゆくみち)もけ
はしきなり御主のたいらかなる道をついにしらずと爰
を以て見よ善人達現世のぱらいぞよりみらいのはらいぞ
にうつり給ふごとく悪人はあしきこんしゑんしやを以て現
在のいんへるのよりみらいのいんへるのを待者也なを悪
人の上にをひて此等のわざはひのたねとなる事おほき
者也まづⅮ(天)の御けんぼうの上より悪をば□し給ふ
事来世のみに限らずたぶん現在よ□□□□□□Ⅾ(天)□
御はからひは萬民の上になべてあ□【以下欠落】
人つ□の上にも取分計ひ□□【給ふ?】事□【以下欠落】
【左丁】
悪□【逆?】さかむなる時はきゝんひやうらんやく□□□□の□
罰(はつ)をあたへ給ひ又それ〳〵の罪(つみ)に応(わう)□□□□をも
あたへ給ふ者也此等のせうこ経中におほし□□□□略(りやく)
して茲(ここ)にのせず又て□てろのうみよ七に□人現在
にて様ゝのしんくをしのぎくつうにせまらるゝといへとも
其いわれをしらざるが故にたゞ生得(しやうとく)の事とのみ思ひて
まつたく御 罰(ばつ)とはわきまへさる者也又生れ付に好(このむ)事を
あたへ給ふといへとも御恩ともしらず御礼を申上ざるごとく
御 罰(ばつ)をうくる時も御罰と心得ざるか故に 行跡(かうせき)をあらた
むる事なし其外悪人の上にをひては内外よりをこる