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【右丁】
き世界のいつはり悉(こと〴〵)くかくのごとし
されは 高位(かうゐ)高官(かうくはん)に 進(すゝ)み初(はじめ)め【衍?】はいくはんたゝしくして
たのしみの 姿(すがた)をあらはすといへども終(つい)にはがまんへん
しうをいたき人にこえたきとのねたみゆへに身心をな
やましはてには其身をうしなふ者也又 淫乱(ゐんらん)の上を云に
初(はじ)めはれんぼの 執心(しうしん)に引れ其ちやうあひにふけると
いへとも末にはおほくのさはりをもとめてわ□□ひ【災い?】更に
こらへ難き者也或は他人の 妻(つま)をおかして□□【も?】に
身をあやまち其名をけがしはぢ□【を?】さ□【以下欠落】
□【ふ?】□□□□つし朝恩にほこるをいて世□【以下欠落】
【左丁】
たの□【し?】む人ありといへども終□【に?】はたゞ蜜の□【以下欠落】
くをまじへたるごとく又はうつくしきも□【以下欠落】
にことならすして初めはあまく覚ゆるといへとも 果(はて)には
からきくるしみとへんする者也其故はつい□へつらひ
色をよくして人をたばかり悦びを以てかなしませ一ツ
をあたへ百(ひやく)をとりはなしておとす者也
爰にをひていかに兄弟世界の有様みな以て如此と観ぜ
よいつはりの外にあらはれずといへども 益(ゑき)なきたのしみは
みじかくしんくのあやうきはじうまんせりある学者是を
よひて世界はしんらうのうつわ物むなしき学(がつ)□(□う)【校?】はかりこと