キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ぎやどぺかどる - 翻刻

ぎやどぺかどる - ページ 26

ページ: 26

翻刻

【右丁】 といふはⅮ(天)にのみ見つけ奉るといふ事をよくわきまへたら むにはふかくうき世のまうしうにほださるゝ事あるべから ず故にひいですをふまへとして真のによい満足(まんそく)を大方あら はすべき者也惣じてもろ〳〵の御作の物を見るに 生得(しやうとく)の 道に応(わう)じてそれ〳〵のきはめにいたらざれは其ふそくある か故につねにやむ隙(ひま)なくして更にあんどする事なし然る に今人のきはめとするは何事ぞといへは則まことのⅮ(天)にて在 ます也Ⅾ(天)は人の 本源(ほんげん)又きはめにて在ませば只□一体のⅮ(天)の み人のくわほうのきはめにて在ます也され□□□□□□き奉 □【り?】て□に□【人?】のきはめとい□【ふ?】事な□【き?】者也たとへはさやは刀の為 【左丁】 なり□□□□は手の為□□□【なるか?】故にかつてよの役に立ざ□【る?】かご□【と?】 く人はⅮ(天)の御為に作り□【給?】へば其きはめにい□□□んはかつ□【て?】 あんとの思ひにぢうするといふ事なしⅮ(天)に至り□【奉?】る時は萬事 の上にやすみⅮ(天)に至り奉らざれば誠にふによいひん□う也 されは天下の主といふとも人のあひ手の極めにて在ます Ⅾ(天)御一体の外にはによい満足といふ事あるべからずふるたるこ のきろくに見ゆるごとくあるぶししだいに身を立(たつ)てくはんいを きはめ終(つい)に国王の位となり久しき所願(しよぐはん)をかなゆるといへども なをあきたる心なくしてなけきていわくわれあるほどの位をへ のほり終(つい)にていゐをふまへといへどもなを満足の心なしと是