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【右丁】
別にあらず□□やうの 源(みなもと)にてましますⅮ(天)に至り□【奉る?】より外は
あんとの思□に住するといふ事なしとわきまへさせ給はんか為
なりなをよく是をしらんと思はゝぢしやくのはりをすふを見よ
生得(しやうとく)彼石は北にむかふせいりきを作りつけ給へばいつくにむ
くかといふとも北へむかはざればまつたくめくりやむ事なく
北にむかふとともにしづまることく人もⅮ(天)におもむき奉らず
其源にあひ奉らぬ間は更にあんとする事なしⅮ(天)に思ひ付
奉るほと其 極(きは)めにちかくⅮ(天)を持奉る人より外にによい満足を
きは□【む?】る者なしかるかゆへに善人は現世にをひ□□□に□□□【ちかづ?】き□
ふ□【事?】世に□【こ?】え人にこえ給ふか故にによい満足も又人に 越(こえ)給□【ふ?】者□【也?】
【左丁】
然る□【に?】人の 極(きは)めといふは□体(たい)にあ□□【らず?】□のたのしみにも□【以下欠落】
たゞまなこにかゝらぬあにまのよ□【き?】さいはひに□□□□【それ?】によて【注】
善人は世界の 帝王(ていわう)も又前代にも 後代(こうたい)にもかつてある
まじきぶじと悦びとを持給ふ者也但汝はⅮ(天)の御□□【した?】しみの
持給ふたのしみよりも世界の主君のたのしみはなをすぐれり
とおもふや如此の 問答(もんだう)をきゝ給ひし人ゝはたちまちⅮ(天)のか
むみを心み現世の位をすてざいほうをなけうち右にあら
はす内証の二さまのたのしみをともに心み給ふ事いか計の
事とかおもふや同くさんげれごうりよばつばも汝に向て
是をこたへ給ふへき者也其ゆへはばつばの御 跡(あと)をつがせ申べ
【注 「よって」の促音「っ」の無表記】