キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ぎやどぺかどる - 翻刻

ぎやどぺかどる - ページ 28

ページ: 28

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【右丁】 しと諸(しよ)人あふき奉りし時千萬御したい在(まし)まししかとも 終(つい)に御位につけ奉りて後 偏(ひとへ)にる人の故郷(こきやう)をしたふごとく 御出家ありし時のふるきすみかをつねに御涙とともにこひ 給ふとなり   §五 ふるきためしを以て右の道理を極むる事 ◦【朱記】されは現世にて達する事叶はさるたのしみをもとめんとす るまよひのはなはたふかき事をあきらめんが為□今一ツの□【道?】 理をきけ惣じて物のたつするといふはたゝ一ツもかけたる□【事?】 なく萬事にたつせすんはあるへからずみな人のし□るごと□【く?】 極(きはま)りたるたのしみに□んか為にはによい満足の位を□【以下欠落】 【左丁】 萬事に休息(きうそく)なくして□はす少□【な?】りとも心にまかせぬ□【以下欠落】 □をひては千ゝの悦ひも何のゑきぞいにしへより□【今?】に至る□ ていくばくの人か 官位(くはんゐ)ほうろく身にあまり思□【ひ?】のまゝにふる まふといへどもいまだ一ツの望みたつせざるにに□て千万の 好事(かうじ)もかひなくかなしみの 底(そこ)にしづみたる事あり萬事 を持たる計にてもいまたたつするといふ事なし萬事の のぞみをうちやめて心やすく何たる思ひもなくあんどに ぢうするこそたのしみなれいかなる天子 将軍(しやうぐん)なりといふとも 老病(らうびやう)死苦(しく)を初めとして衆苦(しゆく)じうまんの世界なればいか でかたのしみを極むるといふ□あ□□□□れあん□【ら?】くの極め